2012年12月26日水曜日

【速報】2012年“味覚”5大ニュース

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2012年も、残すところ、あと数日。
今年の味覚5大ニュースをまとめてみました!



1位
「カルシウム味」は味覚のひとつ?













4つの基本味に、5番目として「うま味」が加わったように、
「カルシウム味」も基本味に加えるのやも知れません。
http://www.kirinholdings.co.jp/csr/food-life/column/episode/vol9-1.html





2位
2013年の味のトレンドは、「苦味」?
















苦味のある食品・飲料が日常生活のあらゆる場面で、
精神的な"スイッチ"、"気分転換"といった,
「アクセント」として摂取されるみたい。
http://news.goo.ne.jp/article/internetcom/trend/internetcom-20121019004.html
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20121018-00000689-playboyz-bus_all


3位

2012年の味覚トレンドは「ヘルシー旨辛」だった!?














日経レストランの行っている「消費者味覚調査」によると、
「旨・辛は好きだけど、全体に薄味でなくてはイヤ」という
「ヘルシー旨辛」トレンドが広がっていたようです。

このトレンドを読んでいたのか、
上記画像のような「やみつき旨辛」をコンセプトとした商品も
発売されていましたね!

http://nr.nikkeibp.co.jp/blog/multiscope/20120531/
http://www.maruchan.co.jp/news_topics/entry/2012/10/post_781.html


4位
『美味しい』とは、『各味の要素がほぼ同じ強さで釣り合うこと』




















味覚を定量的に解析するセンサーを開発した、
慶応義塾大学の鈴木隆一研究員によると、
濃い味の次のトレンドとして注目される「ボディ感」。

単一の味のみ濃い、のではなく、
複数の味覚の組合せで深みとコクがある味、
つまり『ボデイ感がある味』にすれば、
『これは新しい!』と味覚が反応する、とのこと。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20120515/1040955/?ST=life&P=1



5位
国際味覚審査機構「iTQi」で「優秀味覚賞 三ツ星」を獲得!
通販限定のカゴメ『毎日飲む野菜』





















「iTQi」は、曖昧な基準で評価されるモンドセレクションとは違って、
より明確に詳細な評価がされることで知られています。
今回の受賞は、本当に凄いものですね!
今すぐ、飲みたい!


以上、2012年、味覚5大ニュースでした。
また来年もよろしくお願いいたします。


2012年12月23日日曜日

【2012年版】味覚セッション partⅢ

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今回は、味覚セッションのQ4、Q5をお伝えします。

セッション情報を、
どうにか、2012年内に共有できそうで、ホッとしています…。





Q4.美味しくて体に良いものを、誰もが当たり前に次世代に伝えにいく社会になりました。さて、何が、どのように変わっているのでしょうか?





すごく論理的な未来予測ではないでしょうか。




情報に受け身ではいけない、ですね!






Q5.美味しくてからだに良いものを、次世代に伝えていくため、   
これからやってみたいことはありますか?それは何でしょうか?





バランス、大事だと思います!



食べてもらう環境、これがなかなか無いんですよね…。

個人的には、
旬の野菜と、そうではない時期の野菜、
その二つを、食べ比べて見たいです。

以上、2012_味覚セッションのご報告でした。





2012年12月18日火曜日

【2012年版】味覚セッション partⅡ

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更新が大変遅れてしまいました…。申し訳ありません。
前回の味覚セッションの続き、です。



Q2.メンバーで意見を交換しながら、先ほど挙げていただいた美味しいと感じたものを、「からだに良い」「からだに悪い」に分けて下さい。

























みんなで、シコシコと分けていきました。


◆からだに良いもの




















◆からだに悪いもの



















ちょうど中間に位置したものは、
以下のようなものでした。

・チョコレート
・トマトソース
・天ぷら
・お汁粉
・キムチ
・ステーキ
・ミルクティー
・牛串焼き      etc


なかなか、興味深いですね!



Q3.それぞれを(体によい、体に悪い)、
なぜ美味しいと感じたのか、メンバー間で伝え合って下さい。


・小さい頃、家族や友人が美味しそうに食べていた
・お酒を飲んで体が冷えた後、温かい食べ物がしっくりくる
・海外で、日本の味を感じた
・普段は食べないが、疲れた時やストレス解消に食べたくなる
・すでに雑誌やテレビなどにより、美味しいというイメージを持っていた


etc


と、ここで。

私の進行が上手くなかったため、
19:00から始まった味覚セッションは、
Q3をもって、21:00のタイムアップを迎えてしまいました…。


しかし、参加メンバーのご厚意もありまして、
後日、
Q4、Q5に関しては、
個別に問いに答えて頂くことができました。


セッション自体の産物ではないのですが、
この回答も次回、是非共有したいと思います。


                        (続く…)






2012年12月3日月曜日

【2012年版】味覚セッション partⅠ

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先日開催しました、味覚セッションについて、
2回3回に分けて、ざっくりと、まとめます。





















会場は、文京シビックセンターの会議室。
セッションの進め方として、
フューチャーセッション」を
参考にすることにしました。



◆5つの「問い」

※今回は、Q1のみにフォーカスして、お伝えします。



Q1.あなたが、“おいしい”と思うものを挙げて下さい。




今回の問いでは、
思考にブレーキをかけないよう、
あえて細かい説明をしませんでした。

そのため、
ブランド名や産地名などが混ざった状態になっています。









個人的には、(本日は、)
いろりで焼いたピーマンと玉ねぎグラタンすき焼き
食べたいです!!

皆様はいかがでしょうか。


                              (…続く)





2012年12月1日土曜日

5分でわかる!あなたの体にピッタリのお酒を見つける方法

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12月に突入し、
いよいよ忘年会シーズンに突入ですね!


どうせ飲むなら、
あなたの体にピッタリのお酒を飲みませんか。

今回も前回同様
伏木亨(ふしき とおる)先生の著書から、
興味深い情報をご紹介いたします。



①ヒト



現代人の味覚や食行動は、
生命を維持するようなものとは、程遠く、


摂取した栄養素が必要量を満たしたとしても、
うまいものを欲してしまう、とのこと。

同様に、お酒を選ぶ基準も、うまいか、どうか





②ラット


人間と同じようなうまさは求めず。

栄養素やカロリー、雑味の少なさなど、
生きていくために有利な内容の飲料を好ましい
として選択する。



③ヒトも、ラットも


そんな感じで、
明らかに、選択の方法が違うヒトとラットなのですが、

ラットが選ぶ銘柄と、

人間が、極限近くまで大量に飲んだあと、
それでも美味しく飲めた銘柄は、

ほぼ完全に一致したとのこと。




◆まとめ

あなたが、いつも最後に飲んでいるお酒は、
何でしょうか。

私は、だいたい、
ビール→チューハイ→焼酎→ときて、
ウイスキーで締めます。

ですので、
ウイスキーが、私の体にピッタリのお酒、
と言えるのかもしれないですね!







30代から始める!4つの「おいしさ」チェックリスト

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先日読んだ、伏木亨(ふしき とおる)先生の書籍で、
たいへん興味深い箇所を見つけました。





『おいしさ』を分解すると、
以下の4つの要素に分けることができる、とのことです。


  1. 生理的なおいしさ
  2. 食文化のおいしさ
  3. やみつきを誘発するおいしさ
  4. 情報がリードするおいしさ

私が、
なぜ、マクドナルドチーズバーガーを、

「おいしい」と思ってしまうのか。


4つの要素に照らして、考えてみたいと思います。



①生理的なおいしさ














ランニングの後のミネラルウォーター。
寒い冬のお鍋。
暑い夏のみずみずしいトマトやキュウリ。

生理的にぴったりで、
動物にも人間にも共通した「おいしさ」のこと、だそうです。

残念ながら、
マクドナルドには当てはまらない「おいしさ」だと思います。




②食文化のおいしさ

私の生まれ故郷である沖縄は、
基地があることで、アメリカの食文化に、
触れる機会が多数ありました。

日本国内において、
マクドナルドが初出店したのは銀座でしたが、(1971年7月)
次の出店地に選ばれたのは、沖縄だったようです。
(フランチャイズとしては初 1976年2月 浦添市・牧港)

そういうこともあってか、
わりと小さな頃から、
マクドナルドの味が身近にありました。

わたしの感じる「おいしさ」に、大きく合致します。




③やみつきを誘発するおいしさ


人間は、
油脂甘味アミノ酸などのうま味が大好物。

それぞれが、生命維持に必要な、
脂質・糖質・タンパク質の存在を示す味の信号でもある、
とのこと。

チーズバーガーの、
ハンバーグの油分、チーズの少量の塩味、
パテの極少量の甘味、などが、
若干の“やみつき”を誘発しているのやも知れません。




④情報がリードするおいしさ

人間に特有のおいしさ。(当たり前か…)

安全や美味、価格、産地、広告、他人の噂、
あらゆる情報が「おいしさ」を誘導。

「おいしさ」の構成要素のうち、
人間の場合、かなり大きなウェイトを占める、とのこと。

たしかに。

テレビのCMや、
実店舗入口のキレイなメニュー看板。
そして、価格。

そういった情報に引っ張られている感は、
否めませんね。




◆まとめ

分解して考えてみると、
私がマクドナルドのチーズバーガーを好む理由として、

②食文化のおいしさ 
④情報がリードするおいしさ

上記2点の影響が強いように感じました。

また、食べ過ぎない対策としては、

①生理的なおいしさ を欲する状態に持ち込む
そういったことも、アリかな、と。

(ジムやランニングするなどして)




◆最後に


上記、4つのチェックリストを用いて、
「なぜ私は、この味を、おいしいと思うのだろう?」と、
振り返ってみては、いかがでしょうか。

ついつい食べ過ぎ、飲み過ぎてしまう、
年末年始に、役立つのかも知れません!