2012年12月1日土曜日

30代から始める!4つの「おいしさ」チェックリスト

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先日読んだ、伏木亨(ふしき とおる)先生の書籍で、
たいへん興味深い箇所を見つけました。





『おいしさ』を分解すると、
以下の4つの要素に分けることができる、とのことです。


  1. 生理的なおいしさ
  2. 食文化のおいしさ
  3. やみつきを誘発するおいしさ
  4. 情報がリードするおいしさ

私が、
なぜ、マクドナルドチーズバーガーを、

「おいしい」と思ってしまうのか。


4つの要素に照らして、考えてみたいと思います。



①生理的なおいしさ














ランニングの後のミネラルウォーター。
寒い冬のお鍋。
暑い夏のみずみずしいトマトやキュウリ。

生理的にぴったりで、
動物にも人間にも共通した「おいしさ」のこと、だそうです。

残念ながら、
マクドナルドには当てはまらない「おいしさ」だと思います。




②食文化のおいしさ

私の生まれ故郷である沖縄は、
基地があることで、アメリカの食文化に、
触れる機会が多数ありました。

日本国内において、
マクドナルドが初出店したのは銀座でしたが、(1971年7月)
次の出店地に選ばれたのは、沖縄だったようです。
(フランチャイズとしては初 1976年2月 浦添市・牧港)

そういうこともあってか、
わりと小さな頃から、
マクドナルドの味が身近にありました。

わたしの感じる「おいしさ」に、大きく合致します。




③やみつきを誘発するおいしさ


人間は、
油脂甘味アミノ酸などのうま味が大好物。

それぞれが、生命維持に必要な、
脂質・糖質・タンパク質の存在を示す味の信号でもある、
とのこと。

チーズバーガーの、
ハンバーグの油分、チーズの少量の塩味、
パテの極少量の甘味、などが、
若干の“やみつき”を誘発しているのやも知れません。




④情報がリードするおいしさ

人間に特有のおいしさ。(当たり前か…)

安全や美味、価格、産地、広告、他人の噂、
あらゆる情報が「おいしさ」を誘導。

「おいしさ」の構成要素のうち、
人間の場合、かなり大きなウェイトを占める、とのこと。

たしかに。

テレビのCMや、
実店舗入口のキレイなメニュー看板。
そして、価格。

そういった情報に引っ張られている感は、
否めませんね。




◆まとめ

分解して考えてみると、
私がマクドナルドのチーズバーガーを好む理由として、

②食文化のおいしさ 
④情報がリードするおいしさ

上記2点の影響が強いように感じました。

また、食べ過ぎない対策としては、

①生理的なおいしさ を欲する状態に持ち込む
そういったことも、アリかな、と。

(ジムやランニングするなどして)




◆最後に


上記、4つのチェックリストを用いて、
「なぜ私は、この味を、おいしいと思うのだろう?」と、
振り返ってみては、いかがでしょうか。

ついつい食べ過ぎ、飲み過ぎてしまう、
年末年始に、役立つのかも知れません!




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